高コレストロール(脂質異常症)


- 動脈硬化は脳梗塞・心筋梗塞・狭心症の原因となります -


 脂質異常症とは、血液中のLDL(悪玉)コレステロールTG(中性脂肪)が過剰にある状態です。その中でも動脈硬化と関連深いのはLDLコレステロールです。
 血管の壁の中にコレステロールがたまり、瘤のような動脈硬化ができます。そのため、血管が細くなり、最終的に詰まってしまいます。
 これが心臓で起こると狭心症心筋梗塞になり、脳で起こると脳梗塞になり、突然死に至ることもあります。
 血液中のLDLコレステロールを下げるためには、食事療法・運動療法・薬物療法をバランスよく行うことが重要です。

 次の3つのことに注意しましょう
 ①事の改善:植物性食品や海産物の多い食事に。標準体重を維持しましょう。
 ②運動の継続:早足の散歩、水中歩行などの運動を毎日30分続けてください。
 ③禁煙:動脈硬化やがんが引き起こされます。禁煙、受動喫煙を避けましょう。

 

かのう内科クリニックでは、患者様それぞれの体質に合う内服薬の選択を行っていきます。
ご自身やご身内の方で気になる方は、一度当院へご相談下さい。




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高コレストロール血症について