インフルエンザと風邪


― インフルエンザと風邪の違い、知っていますか? ―



感染経路と症状は?

 風邪のウイルス鼻水や唾液から接触感染しますが、インフルエンザ・ウイルスは空気感染もします。 インフルエンザにかかった人が咳・くしゃみをすると、ウイルスが空気中に飛散し、それを吸うことで感染するため、次々にうつります。
 また、インフルエンザは高熱(38-39度)が急に出る・関節痛や頭痛など、一般に風邪よりも症状が重くなります。 さらに、肺炎・脳症など様々な合併症を起こしやすいのも、特徴です。とくに高齢者の場合には、生命に危険が及ぶこともあるので、早めに治療を受ける必要があります。
 潜伏期間はインフルエンザで1~3日で、風邪は1~6日とばらつきがあります。





予防方法と対策は?


 自分でできる一番大事な予防法は、ウイルスを近づけないことです。
 風邪やインフルエンザのウイルスは、寒さや乾燥を好みます。マスクは、のどや鼻の粘膜を冷えや乾燥から守り、ウイルスが繁殖しにくくなります。 のどなどの炎症を和らげる効果もあるので、ぜひマスクを使うようにしましょう。
 外出から帰ったときは、手洗いとうがいをすることも大切です。うがいは、お茶(カテキンは殺菌効果が高い)でのうがいを試してみましょう。
 また、洗面所やトイレのタオルは別々にすると、家族内の感染を防ぐことにつながります。


発熱やのどの痛みが来たときは、水分しっかりと睡眠を十分とるようにしてください。高齢者や幼児の方は重症化することがあるため、かのう内科クリニックに早めに受診してください。



 

かのう内科クリニックでは、患者様に合った治療をしてまいります。
お気軽にご相談ください。



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